【正しい靴の履き方】
正しい靴の履き方ご存知ですか?
大きく緩く感じる靴で、歩くと疲れやすいと感じる靴も
履き方を改善することで、靴が足をホールドしてくれて
歩きやすくなることもあります。
・踵から合わせて履きます。
靴は踵からサイズを合わせて設計しています。
靴ベラを使って足を入れてください。
(ちょっとしたことですが踵の型くずれを防ぎます。)
足を入れたら、最初にグッと踵を後ろに合わせてください。
踵が靴の後ろにしっかりホールドされているのを意識してください。
とにかく踵を合わせるということ。
踵がズレることで、足指の痛みや爪や骨変形に繋がりますので
適度に指が動かせるかどうかもチェックして見てください。
・紐靴やベルトがあれば、踵を合わせた後にしっかりしめてください。
痛くならないように調節してください。
足が抜けてしまうような感じが軽減されます。
一手間入れることで歩きやすくなり、疲れにくくなります。
履きやすい靴は脱げやすく、疲れやすい傾向にあります。
・パンプスの場合は、靴の幅の部分でホールドしますので、
かかとを合わせた後でスポッと脱げてしまう場合は、幅が大きすぎる可能性があります。
中敷等での調整が必要です。(靴屋さんやシューフィッターに相談しましょう)
オーダーメイドシューズの場合でも
せっかく採型をして木型を作り、
事細かく採寸をして、ハンドメイドで靴を製作しても、
痛くて気持ちよく履けないから靴箱の肥やしになってしまった。
と言う話はよく聞きます。
当店では必ず、完成してから数ヶ月履いていただき、その後の調整や修理も行なっております。
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