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【高齢者の靴選び①】


フィギュアスケート選手と高齢者の思わぬ共通点とは

敬老の日にちなんで9月16日に総務省が公表した推計によると、15日時点の高齢化率は28.1%。前年より0.4ポイント上昇し、これまでで最も高く高齢化率を男女別にみると、男性が25.1%、女性が31.0%。男性も4人に1人が65歳以上となりました。 ※出典:統計からみた我が国の高齢者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

人間は年齢を重ねていく毎に、筋肉が落ちていき筋力が低下していきます。それに伴い段々と足が上がりにくくなります。つま先が上がりにくくなることで、つまずきやすくなると言われています。

骨がもろくなっている高齢者の方は、転倒が原因で骨折から寝たきりになってしまう場合も多くみられます。がん等の病気と同等に入院や寝たきりになるリスクがあるのです。

健康寿命を延ばし寝たきりにならないようにするためにも、日常生活の中での正しい歩行を心がけていただきたいのです。

そして正しい歩き方の前に、まずは簡単に改善できる靴選びから見直してみてください。 高齢者の方は、楽だという理由からワンサイズ大きな靴や、履きやすいローファーのような甲の部分がゴムになっている靴を選びがちです。大きい靴や履きやすい靴は楽ですが、イコール脱げやすい靴なのです。

脱げやすい靴やサンダルは、無意識に脱げないようにするために自然と歩き方もすり足になってしまい、思わぬところでつまづいてしまいます。

あるテレビ番組のフィギュアスケート選手の座談会で、彼らは何もないところでつまづいてしまうという事を話していました。氷上で滑るように移動していることで、日常でもすり足になっているのが原因だそうです。

まずはヒモ靴やベルト靴ように甲の部分をしっかり留めてくれる靴を選んでください。

それだけでも靴がきちんと足についてきてくれるので、足を上げることができ、何もないところでつまづくことが減らせます。

(②に続く…)

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