【足元見られてますよ】
他人は意外とあなたの足元を見ています。
弱みにつけこむということを「足元を見る」・「足元を見られる」と言いますが、何が由来かご存知でしょうか?
【足元を見るの語源・由来】 街道筋や宿場などで、駕籠舁き(かごかき)や馬方(うまかた)が旅人の足元を見て疲れ具合を見抜き、それによって値段を要求していた。 客は法外な値段であっても疲れていればその金額で了承してしまうことから、相手の弱みにつけこむことを「足元を見る」や「足元につけこむ」と言うようになった。 足元を見る(あしもとをみる) - 語源由来辞典 http://gogen-allguide.com/a/ashimoto.html
イタリアには「その人の人格は、その人が履いている靴をみればわかる」ということわざがあるそうです。
「おしゃれは足元から」なんてことも言いますが、足元の靴にすら良いものを買い揃えたり、ピカピカに磨いてお手入れできる人は、全身の服装も綺麗になっているという意味もあります。
一流のホテルマンなどは相手の靴を見ればおおよその社会的地位や経済力がわかるといわれます。また、一流のビジネスマンは初対面で相手の靴を見て、一緒にビジネスをしたらどうなるかを即座に判断します。
お金をかけてしまえば着飾ることや、良い靴を履くことを誰もができます。
しかし、きちんとお手入れする手間を惜しまず、手入れの行き届いた服や靴を、永く大事にできる人なのかどうか、細やかな配慮が行き届いているかどうかは、靴ひとつを見るだけでわかってしまうのです。
これは世界共通の見解だそうです。
初めて会う人は足元を見ることで、あなたの人柄を知る重要な判断材料にしているかもしれません。 あなたの足元、知らないうちに誰に見られてもいいようになっていますか?